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"幸せの天才"フィジー人に学ぶフィジーマインド4つ!【2】

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ざっくり台本

はじめに
・昨日の続きフィジーマインドについての話
・フィジーで数か月生活をしたことで感じたこと、衝撃的だったことなどをお話します


フィジーから学びたいマインド4つ
1、物もお金も子供でさえも共有する
2、テキトーに生きてテキトーを許す
ここまでは、昨日お話した

3、過去と未来の為にいきることをやめて今の現在に集中する
4、他者とのつながりに価値を置く


3、過去と未来の為にいきることをやめて今の現在に集中する
・「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日これからやろうとしていることをやりたいだろうか?」スティーブ・ジョブス
・人生は短い
・死を意識することで今やるべきこと、今、本当にしたいことが分かることがよくある
・ダイエットの話
・健康になるために生きているわけじゃない
・フィジー人の多くは太っています
・しかも、日本人と比較するととても太っています
・フィジー人は世界で見てもトップ10に入るくらい太っています
・フィジーでは糖尿病が社会問題化しており、人口10万人当たりの糖尿病による死亡数は、世界2位、日本は168位
・食生活が炭水化物の接種率がとても高い
・主食はキャッサバやタロイモなどイモ類
・太っている方が男性は頼りがいがある、女性はセクシーに見られる傾向も強い
・しかし、これら以上に大きい理由は、フィジー人が「今」を楽しむことを重視しているから
・「将来なるかもしれない糖尿病」なんて気にするはずがない
・食べたいときに食べたいだけ食べたい
・それで体を壊して死ぬことになったとしても「神様が決めたタイミングなので仕方なし」という発想
・健康になるために生きているわけじゃない
・健康は生きる目的ではない、やりたいことを実現するための手段でしかない
・安全に死ぬために生きているわけではない


なぜ「今」にフォーカスすれば幸せになれるの?
①反省するという習慣がない
・日本では反省文という習慣が存在します。社会人だと始末書という恐ろしい響きの書類
・失敗したら、その原因と再発防止策を考える
・うまくいっても、さらに良くするためにどうするか考えます
・KAIZEN(改善)という言葉は、国際語になりました
・しかし、フィジーにはその考えがない
・過去と未来をあまりにも気にしないので同じ失敗ばかり繰り返します
・だけれども、そのおかげでちいさなことにクヨクヨしません
・過去や未来のために生きるのをやめて、今ここに生きている事実


②準備、計画をきちんとする習慣がない
・日本では準備8割という言葉があるように、失敗しないように準備することが良しとされます
・フィジーではそういう風潮はありません
・ぶっつけ本番、行き当たりばったりが普通
・フィジーは失敗に寛容な社会なので、準備をしなくても不安がありません
・だから今にフォーカスできる
・準備をしないから、想定外のことが起きる、そしてフィジー人は想定外になれている、そしてそのハプニングを楽しむ
・日本人は逆に想定内の面積が広いため、ハプニングが起きると、慌ててしまい、臨機応変に対処できず、楽しむことすらできないのかもしれない


③Talk & Laugh
・失敗に寛容なフィジーでも、当然叱られることもありますし、落ち込むこともある
・しかし、落ち込む期間を「最短にするスキル」を持っている
・それがTalk & Laugh
・叱られたことをネタにして、友達と笑いあって終わり、次の日に引きづることはない
・笑うことで楽し思い出として記憶に刻まれる
・フィジー人はとにかくおしゃべり
・フィジーは日本と違って娯楽が豊富にあるわけではない、だから人と話して爆笑することこそ娯楽

・これらが、フィジー人が今にフォーカスできる理由だと思う
・そして、悩みの多くは、今になく、過去と未来にあります
・今にフォーカスすれば、悩みのほとんどは消えてくれます
・禅の世界では、過去も未来も存在せず今しかありません
・そもそも、未来は、今の積み重ねでしか作られない
・フィジー人は過去を省みないし、未来を不安に思わないし、今を楽しんで生きています


4、他者とのつながりに価値を置く
・フィジー人は「世界一フレンドリーな国民」と言われている
・フレンドリーと見るか、馴れ馴れしいと見るかは、それぞれの感じ方だけど、彼らの距離を縮めるスピードがとにかく速い
・目が合えば友達
・バスを待っていたら話しないとかありえない
・しかも、今から家に来ない?と誘われたりする


フィジー人がだれとでもすぐ仲良くなることができる理由
・昨日お話したように、あらゆるものを共有することも関係している
・人と話すのが娯楽だから
・テキトー精神から、時間と心に余裕があるから
・ブラとカバという文化もあるかも
・ブラとは、フィジー語のこんにちは!です
・フィジー人はいつも、最高の笑顔でBULA!と挨拶してくれる
・笑顔は伝染するから、こちらも自然に笑顔になる
・あいさつの後は、ハグかボディタッチ
・仲良くなるまでに約3秒以内
・カバという飲み物(コショウ科の木の根っこを乾燥させて、粉末にした者を布で包んで水の中で絞り出したもの
・見た目は茶色い泥水、味は漢方薬?というか、泥水w
・飲むとしたがピリピリとしびれる
・飲めば飲むほどテンションが上がるお酒とは逆で、飲めば飲むほどテンションが下がる、リラックスドリンクのようなもの
・カバをみんなで飲む習慣がある、そして人とつながる
・つながりが人を幸せになぜするのか?それは、人は利他という行為によって幸せを増やす生き物だから
・それはブッダも同じことを言っています
・自分が誰かの役に立っていると思うことで幸せを感じる生き物
・幸福は人から人へと伝染する。近しい知人が幸福だとすれば、自分の幸福度は15%上がる。知人の知人が幸せだった場合でも、10%上がる。
・つまり、幸福の鍵は、「つながり」が握っている


昨日と今日のまとめ
・フィジー人から学びたいマインド4つをまとめると
・モノや経験は一人で所有するのではなく、共有することでより価値が出る
・テキトーにすることで、自由になれる
・今、現在にフォーカスして、限りある人生という時間を有効に使う
・結果、本当に必要な、つながりを生み出し、そのつながりと生きる
・自分が幸せでであることは、他人に対する義務でもある
・不幸せ、退屈、憂鬱のように、どんよりした空気を浄化する必要があるから、自分が幸せであるのは他人に対する義務である


・みなさんが今からできることはなんですか?
・この質問を持って、はるか南の小さな島、フィジー人のお話を締めくくりたいと思います

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